日本タイポグラフィ協会(JTA)は、文字のコミュニケーションを主体とした表現技術の発展をめざし、1964年に結成された日本レタリングデザイナー協会を引き継いで、 1971年に設立されました。現在は海外にも会員組織が広がり、タイポグラフィの広報活動や展覧会の開催、知的財産権の研究など、さまざまな活動を展開しています。1969年発刊の『日本レタリング年鑑』を前身に、 1976年には『日本タイポグラフィ年鑑』とタイトルをあらため、優れたタイポグラフィの歴史を記録し続けてきました冊を毎年発行しております。
「typographics t」
typographics t(通称t誌)は、創刊以来40年を越え関連協会が発行する出版物としては異例の長寿を誇り、300号を超える号数でタイポグラフィの世界を幅広く紹介してきました。
国際的な視点を大切にしながら、毎号タイポグラフィの世界を独自の切り口や角度で紹介する特集を巻頭に、書体開発冒険「アドベンチャー・タイプ」、国際タイポグラファーのバトンリレー「GLOBAL TYPE RELAY」、世界のフォントを紹介する「21世紀の欧文書体」と組版のコツを学べる「組版とDTPとタイポグラフィ」、書体メーカーモリサワとの連載広告「字空便」などなど、この一冊でしか得られない完全オリジナルの内容で構成されています。
また姉妹メディアとしてWebサイト「https://media.typography.or.jp/ 」とリンクしており、展示・イベント案内の他に、知的財産権委員会による法律に関する記事「フォントの法的保護への関心を」の連載、そして本誌の「Global Type Relay」の日本語版もココで読むことが出来ます。文字・タイポグラフィ好き必読の一冊!