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「typographics t」310号、2025年7月発行


¥1,000 税込

送料が別途¥580かかります。

B5判 36ページ
表紙はデザインに合わせて竹尾の用紙からセレクト。毎号違うので読むだけでなく読む時の手触りも味わっていただけます。用紙スペックも掲載しておりますので、紙見本としても活用いただけます。

[特集] 書家 井茂圭洞
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書道を大きく分けると、中国の古典文学を書く漢字書道、日本の古典文学を書く仮名書道、近代詩文書を読みやすい字形で書く調和体、そして第二次世界大戦後に生まれた前衛書道の4つのジャンルが存在します。
これらの伝統文化を継承してきた書道界の中から、2023年に文化勲章を授章された書家、井茂圭洞先生から作品制作についてお話を聞くことができました。「書道」のユネスコ無形文化遺産登録に向けての中心的存在として尽力されており、88歳になられた現在も第一線で日本の文字文化を表現する姿勢と経験を知ることは、グラフィックデザインやロゴタイプ、書体を制作する私たちにとって、遠いようで近い、とても得ることの多い機会となることでしょう。

[連載] JTA TOURS
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国内だけでなく海外にも散在している日本タイポグラフィ協会の会員を紹介するコーナー。タイポグラフィへの取り組み、デザインに対しての考え方、今後のチャレンジなどの内容とともに、普段のお仕事も拝見。さらに各会員が活動している地域のおすすめスポットを紹介。毎号2人が登場。
JTA TOURS 021:日高由美子 & 淀川大橋
JTA TOURS 022:岡田和奈佳 & 愛知

[連載] アドベンチャー・タイプ Episode 11 「書道和尚・井茂圭洞」
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「いってみよう、僕らと今、新書体の制作へ~ヘイ!」
日本タイポグラフィ協会の新書体制作へと大冒険中のダンカン・オガワ・カンダ。「ダンカン、オガワ!今なら和尚様とお話しできそう!こっちこっち!」とカンダの声。係りに招き入れられた小さな部屋の中には、大きな座布団ソファの上にゆったりと座る字書き和尚、井茂圭洞先生の姿が。「今日は…どのような話かな…?」

[連載] GLOBAL TYPE RELAY: JOHANNESBURG, SOUTH AFRICA (Fhumulani Nemulodi)
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バトンリレー形式で国際的タイポグラフィデザイナーを紹介する英文での連載記事。次の方を紹介してもらう際に1つだけ条件があります。次回は別の国の方へ。世界の文字デザイナーを通して最終的にどこまで行き着くか分からない楽しい企画。
第11回は南アフリカ・ヨハネスブルグ市在住の書体デザイナー・ハンドレタリング作家、フムラニ・ネムロディ氏。

[連載] 21世紀の欧文書体(第15回)
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欧文書体を紹介するウェブサイト「TypeCache」の運営のほか、『定番フォントガイドブック』の共同執筆者であるタイプキュレーター Akira1975氏が紹介する、いま「世界で当たり前」の書体ファンダリーと新しい欧文書体。毎回2つのフォントを選んで詳しく掘り下げます。 第15回では、「Media Sans」(書体ファンダリー Production Type)と「Reckless」(書体ファンダリー Displaay Type Foundry)を紹介します。

 [連載] 組版とDTPとタイポグラフィ(第15回)
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書籍デザイン・組版・DTP、欧文組版監修、組版セミナー講師などに携わるコン トヨコによる、実務に役立つ、美しい組版を実現するために知っておきたい「マイクロタイポグラフィ」のための基礎知識。第15回では、InDesignの「文字スタイル」と「段落スタイル」機能を使って、効率的に組版する方法を紹介します。

日本タイポグラフィ協会のInformation
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・第24回 佐藤敬之輔賞受賞者発表
・第25期2024年度通常総会および第24回佐藤敬之輔賞ならびに日本タイポグラフィ年鑑2025表彰式を開催
・日本タイポグラフィ年鑑2025作品展、第71回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展、文字とデザイン vol.2 開催
・新入会員の紹介

MORISAWAフォントの連載広告「字空便」10
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毎回デザイナーがモリサワのフォントのフォルムに注目して空間を「ジクる」広告。
デザイナー:JTA会員の友草裕太(Yuta Tomokusa)。

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